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Posted by ミリタリーブログ  at 

2016年09月30日

ARES L1A1 レビュー & 分解 & カスタム

先日の話ですが、ARESのL1A1を買いました。


以下、ツイッターで殆ど呟いた内容ですが、補足と追加情報も含めてL1A1レポートを纏めていきます。

という事でさっそく新情報。
マガジン外装やトップカバーとかに磁石がくっ付いたので、一応錆には気を付けましょう。



箱出しの性能はこんな感じ。

弾速計の数字は毎秒14.5発で89m/sって出たのだけど、初速は下で80m/sなんて数字も出ていましてちょっと数字のバラツキが酷い。
どっか変なエア漏れしてたのだと思います。
まあ、ギアノイズもそんな無いし、ハズレ個体じゃなければ箱出しそのままでゲームに使えると思います。



セレクターをフルオートセレクターに換装するには、レシーバーとか分解せずにいけます。
セレクターの軸を留めてるネジを平行プライヤーとかで回すだけでOK。
ただ、セレクターをフルにした時に以下の写真で示した箇所、レシーバーのモールドとセレクターが引っ掛かるので、セレクター裏側のモールドに干渉する部分を削っておくと、セレクターの動きがスムーズになります。




レシーバーの分解は、レシーバー左右の大ネジ1ヶずつと外し、マガジンキャッチの軸ピンを右へ抜けばOK。
よく舐めると話題のレシーバー左の大ネジは500円玉で回せば無傷でいけます。

英国紳士レベルを高めたい高貴な御仁は旧10ペンス硬貨でどうぞ。



ストックを外すには、奥まった箇所にあるネジを外すために軸長250mm以上のマイナスドライバーが必要です。

ただ軸長がギリギリだと、作業時にストック内に光が入らずネジが見え辛くて作業性が悪いかなと思います。
なのでVESSELの軸長400mmとかいう馬鹿みたいに長いマイナスドライバーとかオススメです。



メカボを外すには、レシーバー後部からメカボを留めてるネジとグリップ外せばOK。
グリップはマルイM4系なんかとほとんど同じつき方ですが、グリップエンドを留めてるビス(パーツNo.FC-M3×8)をグリップ側で受けているインサートネジ。これが私の個体ではグリップからすっぽ抜けやすかったです。

このインサート、瞬間接着剤で再固定してもまたすっぽ抜けたので、最終的にハンダこてでインサートを熱してグリップに溶着してみましたが、それでもまた何時抜けるか冷や冷やです。

しかもこのグリップ、後でLONEX A1モーターを入れた時にモーター幅とグリップ内幅がギチギチで、モーターが入れ辛かったです。
モーター始動時にモーターがブレ辛くて、セミのレスポンスには良さそうですが組立性ってのも考慮して欲しかったです。

レシーバー後部からメカボを留めてるネジ写真は場所はコチラ。


これでメカボが外れます。ので外しました。


メカボの御開帳。


メカボの仕様としては、

軸受は7mmでベベルがベアリング、他はメタル。
QDスプリング仕様。
ギア比18:1。
セクターチップ実装済み。
ピストンは2枚目が半歯。
後方吸気ピストンヘッド。
ぶった切りじゃないスプリング。
臭くない透明なグリス。

……どこぞのショップのライトチューン済みって言われたら信じてました。
ARESって良いメーカーですね。



とりあえず、セミのレスポンスを上げたかったので軸受を全部ベアリングにして、SHSの16:1比ギアセットを入れて……

……ん?シム調整もまだなのにスパーギアがメカボから浮くぞ?

なんと、メカボの外側両脇に刺さってる、レシーバーとの位置決め用のバンパーピン(パーツNo.GB-407、勝手に命名)がメカボ内側まで飛び出ていて、スパーを浮かしてました。
いや駄目でしょこれ。なんで箱出し状態でちゃんと動いたし。

まあ、バンパーピンは樹脂製なので、飛び出し分を削ればOKでしょう。

あとはノズルの気密がちょっと抜け気味でしたが、ノズル長24.9mmのなんて心当たり無いので放置。



あと注意点

トリガーテンションユニット(No.GB-402、勝手に(ry)の下にある黒い角ナット(No.MG-9)ですが、樹脂グリップ仕様の方は外して下さい。
木グリのフロントパネル(No.GB404)を留めるネジ(No.LB-494)を受けるナットなので樹脂グリップ仕様の方には不要です。
そして何よりこの角ナット、メカボと同じ黒色のためメカボ内に脱落すると気付かぬまま組み上げてしまい、最悪は角ナットがギアに噛んでクラッシュしてしまうためです。
私の場合、SHSの黒いギアセットを組んでいた挙句に紛失。部屋を30分も探して諦めた末にスパーギアの上に乗っかっていたなんていう羽目になったので、本当に注意です。
こういったリスクを避けるために、失くす前に、メカボ内に落とす前に外してネジ箱なりゴミ箱に突っ込むのが安全です。

ただし、メカボ後ろ側の黒い角ナット(No.SN-M5)はメカボの固定に必須なのでそのままに。失くさないようにするなら瞬間接着剤で固定しましょう。
こっちは落としても、メカボをレシーバーに組む時にアレ?って気付くので大丈夫だとは思いますが。



インナーバレルを抜くには、トップカバーを外してコッキングハンドルを引き、チャンバー固定リングとその留めネジを外します。


そしてインナーバレルに傷が付くほど雑なやり方では、このままチャンバーごとインナーバレルを引き抜きます。
途中でチャンバーがアッパーレシーバーに当たりますが、そこでチャンバーを180度回転させればさらに引き抜けます。

いや、ね?、アッパーレシーバーにチャンバーが当たった時点でチャンバーを分解すれば、インナーバレルは無傷で済みますけど、狭いレシーバーの中でチャンバーを分解するのがちょっと面倒でして……。

チャンバーからインナーバレルを抜くのは他の電動ガンと変わりません。
ホップパッキンは半透明な黄緑色でした。たぶん1Jオーバーの海外仕様でしょうしマルイ純正に交換しました。



これにてL1A1の中身弄りは終了。
次は一緒に買った実物パーツを組んでいきます。

それがコレ、実銃FAL用4面レイル・ハンドガードです。


なおARES製L1A1にはポン付け出来ませんでした。

そして、干渉する箇所を削って切っての4時間にも及ぶ作業の果てに取り付けたのがコチラ。


やったぜ。

今度はこれに実銃FAL用レイルマウント・トップカバーを取り付けようと考えているのですが、残念な事にこの記事を執筆している今現在、マレーシアで1週間近くストップを喰らってて何時になったら届くのか分からず。

う~ん。
続く……かな?  


Posted by ◆.PGNmnOY.Y  at 03:36Comments(1)ARES L1A1