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Posted by ミリタリーブログ  at 

2016年03月09日

自作スポット溶接機&電動ガン用リチウムマンガンバッテリー

 お久しぶりです。

 唐突に昨年末の話なのですが、RealSwordの97式を衝動買いしてしまして、

「すげー!しっくり来る!軽い!アイアンサイト使い辛い!けど良い!サバゲーで使いたい!

 となってしまったのです。
 ですが、97式といえば碌なバッテリーが入らない事で有名(個人的認識)で、市販のバッテリーだと2セル750mAhくらいのリポバッテリーがやっとで、とてもサバゲーでメインウェポンには出来ないのです。

 こういうのもあって先人たちはニッ水単4を8本繋いだり、リポのヌンチャク型を詰め込んだりしてるのですが、
 ニッ水だと容量は精々900mAhが良いトコで小型リポと大して変わらない。
 ヌンチャクは以前にハズレを2個も引いた経験から使いたくない。

 じゃあどうする?

 作ろう。

 何を?

 RS97式用大容量バッテリーを。

 という事で、まずはバッテリーの種類を検討。
 そして秋葉原のパーツショップを彷徨い見付けたのがコレ。



 「EFest IMR18650 2100mAh 3.7V 38A リチウムマンガンバッテリー フラットトップ」


 いわゆるリチウムイオン系充電池というもので、リポのようなラミネート構造ではなく金属缶に納まっている構造のため、リポより外からの力に強いのです。

 しかも容量は2100mAhもあり、放電能力も最大38A(瞬間最大60A)出せるので、リポ風に言い換えれば定格18C(瞬間最大28.5C)という所。
 これなら2セル直列でニッ水ミニバッテリーの1割増しくらいの性能が出ると思います。しかも大きさは2/3くらいで容量は1.3倍くらい。

 そしてRS97式の内部スペースにはちょうど2本入るので、これに決定。

 じゃあ、この電池を繋げよう。―――どうやって?

 1セル1500円もする電池をハンダ付けする度胸なんて私にはありませんし、そもそもリチウム電池をハンダ付けって自殺行為な気もしたのです。
 かといってバッテリー配線用のスポット溶接機なんて持っていませんし。買おうにも1万7000円くらいして結構高いので手を出し辛いのですよね。

 じゃあ、スポット溶接機も自分で作るか。
 ……たぶん、今になって思えば鉄腕DASHの見過ぎか何かだったのだと思います。

 で、スポット溶接機を作りました。

 ちなみに、このスポット溶接機の製作費用に2万500円くらい掛かりました。
 ええ、買った方が安かったです。


 そして、このスポット溶接機で組上げたのがコチラ。

 RS97式用リチウムマンガンバッテリー、性能としては7.4V、2100mAh、18C(瞬間最大28C)という、RS97式用バッテリーとしては私が知りうる限りにおいて最高スペックのモノが完成した訳です。

 また、これを使って弾速計で初速と回転数を図ってみれば、87m/s(0.25g)という高初速で11.5rpsも回せているので必要十分な性能が出ました。

 ゲームユースとしては初速を75m/s辺りまで落としてレスポンスを上げたい所なのですが、RS97式の気密が良すぎるのか、80スプリングでこの初速で現在手詰まり中。

 ともかく、これでRS97式でサバゲーに行ける!!

 今更ながら、バッテリー1個作るのに2万4000円も使ったのは馬鹿だなとは自覚しています。
 それと、「自分もリチウムマンガンバッテリー欲しい」という方がいらっしゃいましたらコメントにてお声掛けどうぞ。
 実費にて製作頒布対応致します。

 2万500円掛けて製作したスポット溶接機、無駄では無かったと思いたい。